妊婦さんの悩みの1つに妊娠中のむくみがあります。妊娠中のむくみは臨月に近づけばより一層増していくといわれています。ここでは、妊娠中のむくみの解消方法・原因・むくみを防ぐコツをご紹介します。
妊娠中のむくみ原因は?
妊娠中のむくみの原因は、お腹の赤ちゃんに胎盤を通じて栄養を運ぶために、妊婦さんの血液中の水分量が30%ほど増加するため、肝臓が働いても追いつかなくなるためにむくみとなります。また、妊娠するとエストロゲンというホルモンが増加します。このホルモンの影響で水分がたまり、下半身の血流が戻りにくくなりむくみが起きてしまうのです。
妊娠中のむくみの解消方法
むくみに良いとされている食べ物
・カリウムを多く含む食べ物(利尿作用がある)
バナナ・スイカ
・はと麦茶を飲む(利尿作用がある)
足湯で足を温めた後、足のマッサージをする。
お灸もむくみに効果があります。足のくるぶしから、指3本分上にいったところと、足の小指の爪外側の皮膚との境目のところです。
足のむくみに効果がある着圧ソックス・ストッキング・タイツ等をはく。
適度な運動をする
妊娠中のむくみ予防方法
妊娠中のむくみを予防するためには、減塩を心がけることが重要です。
食事の際は極力、しょうゆ・塩・味噌などを使わない調理方法で料理することです。
薄口しょうゆでも、塩分濃度は18%~19%と海水の塩分濃度の3.5%より遥かに塩分濃度が高いのです。
ですから、食事の際は、しょうゆをポン酢に変えたり、レモンを使ってしょうゆを減らす工夫をしてください。
味噌汁・ラーメンも塩分量が多いので、妊娠中は控えます。
まとめ
むくみはたいして重要なことに思えないかもしれませんが、妊娠高血圧症候群が隠れているかもしれません。
妊娠中毒症も疑われる場合もありますから、十分な注意が必要です。
かわいい赤ちゃんに会えることを楽しみに、むくみを解消する適度な運動や食べ物、食事に気をつけてマタニティーライフを過ごしてください。
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