引越しの際に、忘れてはいけないのが 冷蔵庫 の引っ越し準備です。
冷蔵庫の中には食品が入っていますし、「水抜き」 「霜取り」など意外にやっておくことがあります。
引越しの間際に慌てないように、計画的に準備をしましょう。
ここでは、
・冷蔵庫の引越しの準備・注意点は?
・冷蔵庫の引っ越し電源は?
・冷蔵庫の引越し料金は?
・冷蔵庫の運搬の注意点
について、まとめてみました。
冷蔵庫の引越しの準備・注意点は?
冷蔵庫の引越しは、食品を入れたまま運ぶことが出来ないので、冷蔵庫内の食品を計画的に消費することが必要です。
冷蔵庫の引越しまでの流れとしては
1. 冷蔵庫内の食品を確認して計画的に使い切るための献立を考える
大型の冷蔵庫ほど、たくさんの食品が入っていることが考えられるので、早めの確認が必要です。
2. 引越し前日に、冷蔵庫の 「水抜き」 「霜取り」をします。
水抜きとは、製氷機内の氷や、蒸発皿の水を捨てること。
氷が残っている場合は、早めに冷蔵庫の電源を切り、溶かしておきましょう。
蒸発皿の水抜きは、当日引越し業者がおこなってくれる場合もあります。
霜取りは、電源を切ったあとドアを開放したままにし、庫内についている霜を溶かします。
霜が溶けた際、周りが水浸しになるのを防ぐため、庫内にタオルなどを敷いておくと良いでしょう。
年式の新しい冷蔵庫であれば、霜取り機能が備わっている場合もあります。
3. どうしても中身を処理しきれなかった場合には、クーラーボックスや発泡スチロールの箱などに入れて、新居に持っていくのも一つの方法です。
引越し当日は、料理は作れないことが多いので、パンなどの冷蔵する必要が無い食べ物を購入しておきましょう。
冷蔵庫の引っ越し電源は?
搬出の場合、水抜き・霜取りが終わったら安全のため、電源のコードを冷蔵庫の側面にガムテープなどで留めておきます。
搬入の場合、設置が終わってもすぐに電源を入れないように注意してください。
運搬時の傾きや振動で、不安定になった冷却装置内部を安定させるためにも、設置後は、30分~1時間程度おいてから電源を入れるようにしましょう。
また、電源を入れた後は、庫内が十分に冷えてから食品を入れるようにしてください。
庫内が冷える目安は、冬場であれば2~3時間、夏場であれば約10時間とされています。
効率良く冷やすため、ドアの開け閉めはなるべく控えるようにしましょう。
冷蔵庫の引越し料金は?
冷蔵庫の引越しは運搬などに手間がかかるため、冷蔵庫だけは引越し業者に頼む。という方もいるようです。
そこで冷蔵庫の引越し費用の相場をご紹介します。
冷蔵庫の引越し方法は3つあります。
宅配便
大型荷物専門便で新居へ送る場合、同じ都道府県内の移動でも10,000円~15,000円程が相場となります。
レンタル軽トラック
レンタル軽トラックを利用して自分で引越しをする場合、軽トラックのレンタル費用で5,000円~10,000円程が相場となります。
万が一の車の故障や運搬する手間がリスクとして考えられます。
引越し業者へ依頼
引越し業社に冷蔵庫のみの移動をお願いした場合は、10,000円~20,000円程が相場となります。
プロに運搬してもらえるので安心して任せることができます。
料金は交渉次第でバラつきがあるので、引越し業者の比較をしてから依頼することをお勧めします。
冷蔵庫の運搬の注意点
運搬時は、出来る限り傾けないよう注意してください。
多少の傾きなら問題ありませんが、真横に近い角度で運搬した場合、車の振動でコンプレッサー内のオイルが冷却装置に流れ込み、故障の原因となる可能性があります。
車から降ろすときや、階段を運ぶような事があるときは数時間冷蔵庫を立てて放置してから電源を入れます。
自分で冷蔵庫を運搬する場合
真横(完全に寝かす)にせず、多少でも頭の方(上の方)を上げます。
バンを使っての引越しだと思いますが、寝かしても頭の方だけを上げる事は可能だと思いますので、30㎝程上げて運んでください。
そして、新居の所定の位置に置いたら、丸一日(24時間)は電源を入れないでください。
これで、ガスは元の位置に戻ります。
まとめ
冷蔵庫の引越しは、食品の消費や水抜き、霜取りなど、思った以上にやることがたくさんあります。
引越し直前になって慌てないように、計画的にとりかかってください。
また、冷蔵庫の引越しは、普段出来ない冷蔵庫の掃除をするチャンスですから、空になったタイミングで掃除を済ませておくことで、引っ越してから気持ちよく使い始めることが可能です。
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