「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」という本がべストセラーになって映画化されましたね。
たった1年で偏差値が40も上がるには、塾も本人も涙ぐましい努力をしたからに違いないはずです。
現役高校生から浪人生まで、今や、大学受験の為に予備校に通うことが普通になっていますが、本当に予備校に通う必要があるのか?予備用に通うための費用はどのくらいかかるのか、疑問に思ったので
・大学合格の為に予備校は必要なの?
・有名予備校の費用はどのくらい?
についてまとめてみました。
大学合格の為に予備校は必要なの?
目指す大学によって予備校や塾の必要性は変わってきます。
MARCHより偏差値が上の難関大学(慶応大学・早稲田大学・上智)と呼ばれる大学から明治・中央・青山などMARCHを目指す人は、ほとんどが予備校に通っていました。
実際に、希望する大学に合格した人も多数いました。難関大学に合格した人のほとんどが、高校1年の秋には予備校に通っていたと記憶しています。
全員がそうだというわけではなく、志望校が定まらない場合や、国立大学・公立大学を目指している人の中には、予備校や塾に通わず、学校の勉強だけで現役で合格した人も多数います。
また、部活をしている人は現役中は部活中心、高校3年生から予備校に通っている人もいました。
志望校の偏差値に届かない状況であれば、予備校でレベルアップが必要になりますし、国立大学を目指しているのであれば、医学部・歯学部を除けば、予備校に通わず現役合格できると思います。
息子は、一度も予備校、塾に通わず、国立大学に合格しました。
国立大学に合格するには、苦手な教科をなくすことが重要なことなので、苦手な教科が克服できずにいる場合は、予備校で、勉強の仕方を教えてもらう目的での必要性を感じます。
予備校は、あくまでも勉強する環境を与えてもらっているという事でしかないので、予備校に通ったからといって必ず成績が上がるわけではないので注意しましょう。
有名予備校の費用はどのくらい?
今や有名講師を広告塔に、現役高校生から浪人生まで、有名大学に多数の合格者を送り出している東進衛星予備校についてまとめてみました。
息子の友達が高校2年生から通って、東京の難関私立大学に合格しています。
料金について
1.通期講座の入学金 30,000円
2.1講座あたりの受講料は、73,200円。
1講座は1コマ90分授業が20コマ。4講座以上を受講した場合には、受講数に応じた割引あり。
3.年間の担任指導費 25,000円
4.模試の受験費用 受験生 25,200円
高2生 12,600円
高1生 10,500円
5.過去問演習講座 東大二次対策 87,150円
国公立二次(東大除く)80,850円
私大対策 80,850円
センター対策 73,500円
※ 受講するコマ数によって費用の幅は大きく違ってきます。
浪人生の場合、1年間で150万以上かかる人もいます
カリキュラムについて
•模試に基づく成績の現状認識を認識を行い、その現状から志望大学の水準に達するまでのカリキュラム作成。
•受講生同士で、今週の目標、先週の反省点、モチベーションの維持などを題材としたグループディスカッションを毎週開催。
•講座の受講完了毎のテストがあり、これに合格しないと次の講座を受講できない。
(上記は現在の金額・内容と異なる場合がありますので、HPなどで確認をお願いします)
ここまで組まれていると、勉強せざるを得ない状況になるので、勉強する環境としては申し分ないと思いました。
まとめ
大学合格は自分で頑張れば何とかなる、という意識でいましたが、浪人や自分の勉強方法が確立できない人は、予備校での勉強は、合格への近道だと思いました。
しかし、予備校に通う費用は想像以上に大きな金額です。
ここでは、東進衛星予備校を例にあげてまとめてきましたが、お金を出す親御さん、本人、そして予備校の担当者とよく話し合って、自分によく合う予備校を選んで大学合格を目指してください。
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