冷房の効いた部屋で冷たい飲み物を飲むと、
一気に体がクールダウンします。
暑い夏には気持ちがいいですが、
美容と健康を気にする女子の間では、
常温飲料でキレイになる人が増えているらしいです。
まだ、お目にかかったことはないのですが、
アサヒ飲料が、常温の飲料水を扱う自動販売機を設置したことからも、
世間は、常温飲料にシフトを始めているのかもしれませんね。
ここでは、
常温飲料のメリットや美容と健康を気にする方への情報をまとめてみました。
見出し
常温飲料とは?
常温飲料と聞いて、
どのくらいの温度の飲み物だと想像できますか?
先ほどの、アサヒ飲料の常温自動販売機の温度設定では、
ホット 50℃
コールド 5℃
常温 20℃
と設定されています。
常温で扱われているのは、
ミネラルウォーターやお茶に限定されています。
というのも、飲み物は温度によって感じる味が変わってくるからなんですね。
元々、ジュースやビールは冷やした状態で一番おいしく感じるように設定されていますから、
常温にすると、味が変わってしまいます。
炭酸飲料やビールなどは顕著な例ですね。
人間は、温度が下がるほど甘さを感じなくなるため、
冷たいジュースにはたくさんの糖分が含まれています。
常温飲料のメリッとは?
常温飲料が、
健康志向の女子から支持を得ている理由は、
・美容と健康のため
・冷たい飲み物が苦手
・冷え防止
・薬を飲むときに飲みやすい
・カバンが結露で濡れない
などがあげられています。
美容と健康のための常温飲料のメリット
最も身体に影響をもたらすのは、
常温飲料は、体を冷やさないということです。
冷たい飲み物は体に負担をかけます。
内臓の温度は約37℃と言われていますから、
冷たい飲物は、4℃~10℃くらいですから、
冷たい飲みものを飲むと一気に内臓が冷えてしまうことになります。
内臓は、体温を上げようと、
1℃体温を上昇させるのに、
200㎉のエネルギーを消費してしまうのだそうです。
ですから、冷たい飲み物ばかり飲んでいると、
冷えた内臓を温めるために、
食べ物を消化吸収するためのエネルギーが使われてしまい、
肝心の食べ物の消化吸収のためのエネルギーが不足してしまう事になります。
冷たい飲み物ばかりを摂っていると、
消化不良を起こすことがあるのはこのためです。
逆に、常温飲料は、
内臓との温度差が少ないので、消化不良などの症状は起こりにくく、
内臓に負担をかけずに水分補給をするのに適しているとされています。
肌荒れやむくみの解消にも常温飲料が最適
若い女性の間で、常温の水を飲む人が増えているのには、
デトックス効果が期待できることも大きな要因になっています。
デトックス=老廃物の除去
女性なら、若くなくても期待してしまうところですね。
常温の水には、老廃物を除去する性質があるんです。
これは、冷たい水にはない性質なので、
「肌荒れ」「むくみ」に悩んでいる人は、常温水に変えてみてはどうでしょう。
ダイエット効果
常温の水には食欲を抑える作用があるため、
自然に食事の量を抑えられる効果が期待できます。
産後、体重を減らしたい人や、
夏に太ってしまう人は、
案外、冷たい飲物を常飲しているのが原因かもしれないですよ。
どうしても、糖分を控えて甘いものを採りたいのであれば、
温かいものを飲むのがおすすめです。
それでも太りたくない人には、
「白湯ダイエット」がオススメです。
水道水を温めるだけの簡単な「白湯ダイエット」は、
内蔵を温めることで代謝がアップし、
脂肪燃焼や老廃物の排出効果も期待できると、
若い女性の間で流行っているようですから、
試してみてはいかがですか?
免疫力の低下を防ぐ
内臓が冷えると血行が悪くなり、内臓の機能が低下します。
そうすると、食べたものを消化吸収する効率が悪くなります。
結果、
必要な栄養を十分に取り込めなくなる可能性があります。
人の免疫機能は、体温が1℃下がっただけで大きくダウンします。
冷たい飲み物を飲んで体が冷えると免疫機能も低下します。
その結果、ウイルスや菌、老化を促進する物質を排除する能力が落ち、
体がダメージを受けやすくなります。
免疫力をキープする為にも、
常温の水を普段から取り入れるようにしましょう。
まとめ
冷たい飲み物ばかり飲んでいる人は、
健康のことを考えると頭の痛いことでしたね。
免疫力の低下=老化
と考え、意識して常温のものを摂取して健康的に生活しましょう。
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