暖かくなるにつれやっかいになってくる雑草。
始めはむしっていても、
雑草の成長に追いつか、
除草剤を利用しようと考える方も多いことでしょう。
そうは言っても、
除草剤を使っても確かな使用方法で除草剤を使用しなければ、
効き目が半減することをご存知でしたか。
せっかく利用するならより効果的に使用したいと感じませんか。
それでは、除草剤はどのように使用するのが効果的なのでしょう。
ここでは、
・除草剤の種類と使い方
・除草剤を撒く時期・時間帯
・除草剤を撒く天気
・除草剤の人やペットへの影響
についてまとめてみました。
除草剤の種類と使い方
除草剤の種類には、粒剤タイプと液剤タイプの2パターンがあります。
この2つの種類を確かめて撒くことが大切です。
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1つ目、粒剤タイプですが、
これは雑草が生えてくるよりも前に土壌に散布するようにするのが一番いいです。
雑草を枯らすよりも雑草を生えてこない状態にするという有効性が強いという事です。
仮にとっくに雑草が伸びてきてしまっているとすれば、
雑草を一旦短く刈った後から散布するか、
そうでなければ表記量よりも余分に散布しておくとよいでしょう。
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2つ目は、液剤タイプです。
これは素早い効き目で、
伸びている草をスピーディーに枯れさせたいというの際におススメです。
液剤タイプは根ではなくて葉の方から枯れさせるので、
実際、雑草が伸びてしまった後々利用するのが有効です。
それに加えて、液剤タイプは根から吸収しないことから、
雑草を取り除いた後々に新しく植物を植えたいという方にはオススメのタイプということになります。
2パターンの除草剤を効果的に使い分けをして面倒な雑草を除去したいものです。
除草剤を撒く時期・時間帯は?
除草剤を撒くのに条件がいいのは、
朝・夕の涼しい時間帯です。
とりわけ夏場は、日中は炎天下となり、
手間ひまかけて除草剤をまいても、
一気に蒸発してしまうので、
効き目がいまひとつ発揮されない可能性があります。
朝か夕方に除草剤を撒くのがオススメですが、
特にオススメなのが朝早くです。
夕方でも良いと思いますが、
除草剤は撒いてからすぐさま雨や水気を浴びると流れて有効に働きません。
手間ひまかけて夕方に撒いても朝早くの霧とかで流れてしまうことを考えると、
やっぱり最も効果的なのは朝方ということと言えます。
除草剤を撒く天気は?
除草剤は雨の日に撒いてもハッキリ言ってあんまり効果は見込まれません。
液剤タイプの除草剤の場合では、
雑草にダイレクトに密着して枯らすというものなので、
雨の日に散布してみても、
すぐに雨で流されてしまうので効き目がありません。
もう1つの粒剤の方は、
徐々に土壌に染みこませて根に作用して雑草を枯れさせるといったものですので、
土壌はどちらかといえば湿っていた方が良い結果が期待できます。
ただし、
雨の場合には水分があり過ぎて除草剤自体が雨水で流れてしまうという可能性も高いので、
効果は期待されません。
どちらにせよ、
除草剤をまく時には雨の日は外す、
これ以外の場合は、
1~2日程度は雨が降らないことを確かめた上でまいた方がいいでしょう。
除草剤の人やペットへの影響は?
雑草を減らすのに除草剤は必要性の高いものだということはわかりますが、
人体に害はないのか?
乳児や小さな子がいても問題ないか?
犬や猫などのペットを飼っていても使用していいのか?
除草剤が安全なのか心配になってしまいます。
除草剤・枯葉剤というと、
一番初めに思い出すのが、
ベトナム戦争で用いられた枯葉剤などを使って産まれてくる赤ん坊が、
奇形になってしまったという事です。
除草剤については、
まず第一に有害性があって、
身体に害を引き起こしてしまうものという認識が強力ですが、
現在市場に出回っている除草剤については、
人やペットに心配のいらない除草剤等々も販売しています。
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もちろん全部という事ではなく、
除草剤によって人へ害を及ぼしてしまうかどうか、
その有害性につきましては除草剤で異なります。
ですから、
乳幼児やペットを飼っているという方だとすれば、
食品添加物から開発されたという除草剤のほうが心配しないで使えるのでしょう。
除草剤をまくとなるとやはり一番気掛かりになってくるのは幼児への影響です。
除草剤は一度撒いてしまったものですと、
子供が、気にせずにいじってしまうのではないかと、
不安になってしまいます。
現在無害という食品添加物で作成されている除草剤も、
草を刈らすのですから100%安全とは言いきれません。
元来、除草剤というのは生存しているものを枯らしてしまうものです。
ですので、特に小さな乳幼児がいる家庭であれば、
あまり使わないであることが一番重要です。
もしどうしても使用するのでであれば、
濃度を薄くしてみたり、
使用後、
子供にその場所に出来るだけ近づけないなどの気遣いが必要になってくると思います。
どれだけ問題なしと言っていても100%安全にと言えるわけではありません。
また、影響力を持つ量は身体の大きさに応じていきます。
除草剤は、
ペット(犬・猫)でも、
種類によっては大規模な支障が出る可能性が大です。
その中には、除草剤を撒いた雑草をペットが食べてしまい、
亡くなってしまうというケースもあるのです。
ペットへの害を不安がるのであれば、
除草剤は用いない方が良いでしょう。
しかしながら、どうしても雑草が気掛かりな場合には、
手で雑草を取るしかありません。
最近では、防草シートを利用されている方が多くなっています。
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防草シート全く雑草が生えなくなることはないですが、
ご自分で雑草を取る手間を考えると、
利用してもいいと思います。
まとめ
暖かくなってくると、いくら手で草をむしってもどんどん生えてきてしまい、
真夏ともなると外に出ることも厳しくなってなかなか除草が追い付きませんよね。
そんな時に便利なのが除草剤です。
除草剤を撒くポイントをまとめると、
・除草剤をまくのに一番適しているのは晴れた日の早朝
・一番避けたいのが雨の日の散布
・散布後1~2日は雨の予想がされていない日を選ぶ
・幼児やペットへの影響が気になるなら、防草シートを利用してみる
除草剤がより効果を発揮できる時をきちんと確かめて撒くことが大切になります。
前よりも有害性は弱くなっているとはいえ、
除草剤は植物を枯らすわけですので、
やはり人やペットへの害は不安になります。
その中には食品添加物を使用していて人体には害なしと掲示しているものもありますが、
原材料を調べると発がん性物質が含まれていたりするものもあります。
でも、消費者であるわたしたちはその表示を信じて買い求めてしまいます。
不安なら、できるだけ除草剤は使用せずに、
自分で雑草を取るか、
防草シートを利用するなど違った手法での解決法を考えなければなりません。
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